秋の催し(神無月の雅楽鑑賞会)

だんだんと秋らしくなってきた10月16日(土)、浜屋敷では神無月の雅楽鑑賞会がありました。
「青海波」「蘇合香」「越天楽」などを演奏していただき、笙、篳篥(ひちりき)、龍笛、楽筝、楽琵琶の音色が主屋いっぱいに響きわたっていました。雅楽器が奏でる演奏は迫力があり力強さもありながら、音色がとても心地よく、ゆったりとした気持ちになりました。

休憩時間には間近で楽器を見せていただき解説もしていただきました。
写真は笙を温めているところです。笙は温めて演奏する繊細な楽器です。
笙が温まるのを待ちながら聞く雅楽にまつわる話もまた、興味深く楽しみました。


今回は演目と同じ名前のお香「蘇合香」という天然香料を使った香りの演出もありました。

雅な音色とお香の香りで浜屋敷が幻想的な空間になりました。