夏休みも終盤に差し掛かった8月17日。思わぬ涼しい風が吹く浜屋敷で第3回目となる「夏のつどい~プラネタリウムがやってくる!~」が開催されました。
旧暦の七夕(伝統的七夕)の時期にプラネタリウムで星の勉強をするこのイベント、最近は子どもだけでなく、大人の方のお申込みも増えてきています。
まずは、浜屋敷の東庭に大きなドームを建てていきます。膨らむ前はこんな感じ。
(こんな装置で中に風を送っていきます。)
完成したドームがこちら!でかい! 浜屋敷の主屋にも負けない大きさです!
ドームの中の様子も見せていただきましたが、モンゴルのゲル(家屋)のような感じで、十分に住めそうな広さです(笑)
(中央にあるのがプラネタリウムの投影機)
準備を整え終わったところで日も暮れ始め、いよいよお客さんがドームに入っていきます。
というわけで、私も入らせていただきました!ドームの中はというと足をのばす、もしくは寝っ転がる程度の広さはある感じです。(狭い・暗いなど苦手な方もいるかも)
まず、初めにプロジェクターで映し出された七夕の物語を見せていただきました。星座の物語といえばギリシャ神話を連想することが多いですが、こういったアジアから生まれた七夕伝説も日本人としては大切にしたいものですね。
次に、先ほどの投影機がドーム状の壁面に星たちを映し出します。今の季節に見ることのできる星座や星たちをクローズアップして説明してくれました。ちなみにこの日は金星、火星、土星、木星が同時に見られる日だったそうです。
⇧の画像じゃ何も見えないよ!って思われた皆様、申し訳ありません!こちらの様子は写真に残すのが大変むずかしくてむずかしくて…。実際に、どんな様子なのか気になる方は、また次回の「プラネタリウムがやってくる!」をお楽しみに。
終了後、ドームから出てきたお客さんは早速、本物の夜空で答え合わせをしていらっしゃいました。天体イベントが多いこの季節、皆様も夜空の星を眺めてみてはいかがでしょうか。
協力:天文同好会AOA