3年間浜屋敷のだんじり庫に展示されていた都呂須だんじりが7月31日に開催された吹田だんじり祭に参加するために浜屋敷を出発しました。
だんじり庫前は狭い道ですが声を合わせて道に出る様子は見事でした。
都呂須自治会の皆さんありがとうございました。
吹田だんじり祭には都呂須の他、神境町、浜の堂、西奥町、六地蔵のだんじりが参加し、商店街を曳行しました。
久しぶりのだんじりの曳行でだんじりの周りは熱気にあふれていました。
浜屋敷では飾りを外した状態で見ていただいていますが、曳行のために飾りつけをしてゆっくりと動く姿はやっぱり格別ですね。
都呂須だんじりの後、浜屋敷のだんじり庫には六地蔵だんじりが展示されます。
六地蔵だんじりは天保10年の製作で髙浜神社の祭礼などに曳行されていました。3枚板に中国の物語を題材にした人物像や各所に牡丹、唐獅子、花鳥風月を配し全体を装飾化しています。前と後ろの懸魚(屋根下中央飾り板)の植物と麒麟の彫物が独特です。
だんじり庫ではだんじりを近くでじっくり見ることができます。吹田市指定有形民俗文化財に指定されているだんじりの迫力を感じてください。