6月に入り、今年も梅雨入りが近づいてきました。浜屋敷でも所々で紫陽花の花が咲き始めています。
紫陽花だけでなく様々な植物が暑さに負けずお庭を彩ってくれています。少しですが、ご紹介します。
錦萩
・場所 中庭
・二度咲きする萩の種類を錦萩と言うそうです。痩せた土地でも良く育つため、道路斜面や治山などの緑化資材として活用されます。古くから日本人に親しまれ、「万葉集」でも数多くの和歌に登場します。
ビワ(袋かけ中)
・場所 果樹園
・葉や実の形が楽器の琵琶に似ているため、名付けられたと言われています。果肉は甘く生食されるほか、缶詰などにも加工されます。
スイカズラ(忍冬)
・場所 正面玄関
・名前は吸い葛からきており、古くに花を口にくわえて甘い蜜を吸うことが行われていたことに由来しています。日本では砂糖が無いころは、砂糖の代わりとして用いられました。
クチナシ
・場所 正面玄関、東庭
・野生でも森林に自生しますが、それよりも園芸用として栽培されることが多いとされます。果実は乾燥させると生薬・漢方薬の原料にもなり、栗きんとん等の着色料としても用いられます。
栗
・場所 果樹園
・花は雌雄異花で、5~6月に開花します。雄花は穂状で白い花穂が束になって咲きます。小さいですが、強い臭いがあります。
イエローダイヤモンド(ユリ)
・場所 西庭
・聖書にしばしば登場する花の1つで、幕末に日本ではフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトが日本のユリの球根を持ち帰り、復活祭に用いられるイースター・リリーとして大流行しました。その後、絹に次ぐ主要輸出品として近代日本を支えました。
【参考URL】
Wikipedia (アクセス日2019.6.6)
https://ja.wikipedia.org/wiki/ハギ
https://ja.wikipedia.org/wiki/ビワ
https://ja.wikipedia.org/wiki/スイカズラ
https://ja.wikipedia.org/wiki/クチナシ
https://ja.wikipedia.org/wiki/クリ
https://ja.wikipedia.org/wiki/ユリ